- ディスクゴルフとは
ディスクゴルフは、フライングディスク(フリスビー)を使い、コース内のゴールであるバスケットに何投で入れられるかを競うスポーツです。プレーヤーはティーラインから投げ、2投目以降はディスクが止まった地点から次を投げます。通常18ホールでラウンドし、少ない投数で全ホールを回った人が勝ちです。ルールはゴルフに似ており、自然の公園などで手軽に楽しめます。

- 歴史
ディスクゴルフの始まりは1926年、カナダの小学生たちが砂地に円を描き、ブリキの帽子を投げて遊んだ「Tin Lid Golf」が始まりました。その後、1960年代にアメリカでフライングディスクを使ったスポーツとして発展しました。1976年に世界初の常設コースがカリフォルニアに設置され、1986年に日本ディスクゴルフ協会が設立されました。現在は全世界愛好者が増え続けています。
- コラム
ディスクゴルフはゴルフのルールをベースに、ボールの代わりにフライングディスク(フリスビー)を使う新しい感覚のスポーツです。 自然の地形や樹木を重視したコースを歩きながら投げるため、健康促進に役立ちます。 投げる技術や戦略性も高く、狙った場所に正確にディスクを投げるために多彩なスローイング技術が注目されています。ローラーやスキップスローなど、身体能力や技術を活かしたプレースタイルがあり、初心者から上級者まで楽しめる点が人気の理由です。日本でも専用コースが全国あり、公式大会も盛んに開催されています。
- 基本ルール
- 1ラウンドは18ホールが基本(プレイ数はホールにより異なる)
- 各ホールはティーからスタートし、バスケット型のゴールエリア(ディスクキャッチャー)にディスクを投げるまでの投球数を競う
- スコアは総投数の少なさで競う(ゴルフと同様)
- ディスクはボールの代わりに使用
- 投球は前に着いたマーカーの位置から行う
- バンカーや木、ウォーターハザードなど自然の障害物がある
- OBエリアやマンダトリー(通過必須地点)があるコースもある
- 競技の流れ
- プレイヤーは4人1組のグループでホールを巡る
- 各ホールのティーから最初の投球を行うエリア
- その後はディスクが落ちた位置にマーカーを置き、投球を続ける
- ディスクをバスケットに入れるまでの投球数をカウント
- 全18ホール終了後、投球数の合計が少ないプレイヤーが勝者
- 自然地形や障害物を考慮した戦略的な投球が求められる