ピックルボールは、テニス、バドミントン、卓球の要素を組み合わせた、アメリカ発祥のラケットスポーツです。
コートが小さく、使用するボールも弾みにくいので、運動が苦手な方や初心者の方でもすぐにラリーが楽しめます。

さあ、一緒にピックルボールを始めましょう!


ピックルボールってどんなスポーツ?

  • 道具: 専用の「パドル」(ラケット)と、穴の開いたプラスチック製の「ボール」を使います。
  • コート: バドミントンコートと同じくらいの大きさのコートと、テニスのようなネット(少し低め)を使用します。
  • 特徴: ラリーが続きやすく、激しい動きが少ないため、年齢や運動経験に関係なく誰もが楽しめるのが最大の魅力です。

コートと各ラインについて

ピックルボールのコートは、バドミントンコートとほぼ同じ大きさで、様々なラインによって区切られています。各ラインにはそれぞれ重要な役割があります。

ピックルボールのコートのサイズとネットの高さは、以下の通り厳格に定められています。

1. コートの長さと幅

項目寸法備考
全長(ベースライン間)20フィート (約6.10メートル)ダブルス、シングルス共通
全幅(サイドライン間)44フィート (約13.41メートル)ダブルス、シングルス共通
形状長方形バドミントンのダブルスコートと同じ大きさ

2. ノン・ボレー・ゾーン (キッチン) の長さ

項目寸法備考
ネットからの距離7フィート (約2.13メートル)ノン・ボレー・ゾーンライン(キッチンライン)の位置

3. ネットの高さ

項目寸法備考
両サイド(サイドライン上)36インチ (約91.4センチメートル)
中央34インチ (約86.4センチメートル)中央部分が両端よりも2インチ低くなっています

ピックルボールの基本的なやり方(流れ)

ピックルボールは、ダブルス(2対2)でプレイすることが一般的です。もちろんシングル(1対1)でプレイすることも可能です

1. サーブ(打ち始め)

  • 打ち方:
    • ノーバウンドで打つ場合(ボレーサーブ) ボールをトスして(空中で放して)、地面につく前に打ちます。
    • ワンバウンドで打つ場合(ドロップサーブ)ボールを自然に落下させ、地面でバウンドしたところを打ちます。
  • 打つ場所: コートの後ろのライン(ベースライン)の後ろから打ちます。
  • ルール: 対角線のサービスコートに、ワンバウンドさせて入れます。

2. ツーバウンド・ルール(重要!)

ラリーが始まった直後の、とても重要なルールです。

  • レシーブ側: サーブされたボールを必ずワンバウンドさせてから打ち返します。
  • サーブ側: レシーブが返ってきたボールも必ずワンバウンドさせてから打ち返します。
  • つまり... サーブが入ってから、最低2回はバウンドさせる必要がある、ということです。

ポイント: これにより、ネット際に走ってボレー(ノーバウンドで打つこと)をするのを防ぎ、全員が後ろでラリーをしやすいようにしています。

3. その後のラリー

ツーバウンド・ルールがクリアされた後は、バウンドさせても、ノーバウンド(ボレー)で打ってもOKです。


4. 知っておきたい主なルール

① キッチンの禁止エリア(ノン・ボレー・ゾーン)

ネットから約2.13m(7フィート)の範囲が「キッチン(またはノン・ボレー・ゾーン)」と呼ばれています。

  • ルール: このキッチンの中に足を踏み入れた状態で、ノーバウンド(ボレー)でボールを打つことは禁止されています。
  • 例外: ボールがキッチン内にバウンドした後であれば、キッチンに入って打つことができます。

ポイント: ネット際での激しいボレー合戦を防ぎ、安全で戦略的なプレイを促すためのルールです。

② 得点の入り方とサイドアウト

  • 得点: サーブ権を持っているペアがラリーに勝った時だけ得点が入ります。
  • サイドアウト: サーブ権がないペアがラリーに勝つと、得点は入らず、サーブ権が相手ペアに移ります(これを「サイドアウト」と言います)。
  • 勝敗: 通常は11点先取で、2点差をつけたら勝ちとなります。